むすび野菜の考え方



むすび農園では生産者と消費者が直接つながる、「提携」という形で野菜を販売しています。「提携」とは生産者と消費者が協力して有機農業をすすめる活動で、日本から始まり、海外へも広がっています。消費者は継続的に農家の農生活を支え、農家は継続的に消費者の食生活を支えます。お互いを理解し、共に豊作を喜び不作を乗り越える、そんな家族のような関係でもあります。

命あふれる大地

農薬や除草剤は、消費者や生産者への健康被害という側面だけでなく、大地や水を汚染し、生態系をどんどん壊しています。カーソンの書いた「沈黙の春」のように、私達が生きる大地を「命のない大地」にしていることが、とても心配です。無農薬の農産物を買ったり、無農薬で自給する人を増やすことは、私達の「命あふれる大地」を守り育むことでもあります。



近年、農薬と化学肥料を使った野菜が「普通の野菜」になっていますが、何千年という農業の歴史からすると、農薬や化学肥料が使われ始めたのはほんの40~50年前。無農薬の野菜は「特別な人の特別な野菜」ではなく、「全ての人の当たり前の野菜」です。



「市場価格」は需要と供給のバランスによって変わりますが(他地域が不作であるほど高値がつき農家が喜び、とれすぎると価格が暴落して農家が悲しむ、悲しい市場原理です)、「提携」は生産者と消費者が直接つながっているため、安定した価格で継続的にお届けできます。



メニューを決めて野菜を買うのではなく、畑に合わせて料理をする。そんなちょっとした工夫と転換が必要になります。野菜は自然のものですので、季節や天候、病害虫などによって収穫量や収穫期間が変わります。けれども「照りゴマ、降り小豆」というように、雨の多い年は小豆がよくとれ、晴れの多い年はゴマがたくさんとれるというように、自然界ではなにかしら良くとれるものです。季節によっては同じ種類の野菜が続くこともありますが、レシピを共有しながら、豊かな野菜生活を楽しんでいきましょう。



むすび農園では農薬・化学肥料・除草剤を使わないのはもちろんですが、できるだけ地元で手に入るものを中心とした植物性肥料を使っています。自然の暑さや寒さの中で強く健やかな野菜を育てたいと思っています

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